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大物向け鋳造品



被削性の良い鋳造用低熱膨張材料

特長:NMI-K シリーズの特徴

  1. 日立金属(株)独自の合金設計及び熱処理技術により、常温付近の線熱膨張が
    1.0X10-6/℃以下(NMI-K1)
    2.0X10-6/℃以下(NMI-K2)
    3.0X10-6/℃以下(NMI-K3)
    の三種類の材料を用意しました。(*これ以外の熱膨張係数の材料も製造可能です)
  2. 日立金属(株)の合金設計により、元素の偏析を最低限に抑え、安定した熱膨張係数を得ることに成功しました。
  3. 快削介在物である黒鉛と硫化物を共存させることにより、被削性を従来より大幅に向上させました。
  4. 日立金属(株)独自の形状決定手法であるMACDA(Model Aided Casting Design Analysis)と鋳造法により、鋳物の軽量化が可能です。
  5. 鋳物の製造可能寸法及び重量の目安は、1800 X 1800 X 800mm以下、3ton/個ですが更に大きな鋳物も製造可能です。

特性:熱膨張特性

  各温度における平均線熱膨張係数( X10-6/℃)
材種 20〜30 20〜50 20〜100 20〜150 20〜200
NMI-K1 0.8
(0.8)
1.0
(1.1)

1.3
(1.2)

1.5
(1.5)
2.0
(2.1)
NMI-K2 1.8
(1.9)
2.0
(2.0)
2.3
(2.4)
2.6
(2.6)
3.0
(3.0)
NMI-K3 2.7
(2.8)
2.9
(3.0)
3.3
(3.3)
3.6
(3.7)
4.1
(4.0)

*括弧内はサブゼロ処理(-50℃×0.5h)後の線熱膨張係数

20℃からの温度範囲における平均線熱膨張係数

低温安定性

一般に低熱膨張材料は低温でマルテンサイト変態という組織変化を起こし、熱膨張係数が 大幅に上昇します。マルテンサイト変態が始まる温度はMS点と呼ばれますが、NMI-K1はMS点を−100℃以下、NMI-K2及びK3は−200℃以下になるように合金設計されています ので、−50℃X0.5hのサブゼロ処理を行っても熱膨張係数に変化はありません。このように NMI-Kシリーズは低熱安定性を十分に確保した低熱膨張材料です。